算命日記5月

算命学研究のためのブログ⇒算命学研究室
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5月31日(月)
       

       

もう20年くらい寝る時に、子守歌代わりに落語のCDを聞くのですが、
図書館にあるCDはほぼ借り尽くし、二度三度となると、おもしろくありません。
そこで最近は、小説や公演のCDを聞いていて、これもおもしろくないのですが、
すぐに眠れるので、眠剤よりも有効です( ◠‿◠ )



この先生の公演がCD化されていて、聞いていたのですが、途中朱子学の話になって、
「朱子学は無神論、唯物論」という解説をされていました。

世界は気でできているという存在論を唯物論、無神論ととらえるのは、
西洋的見地で、東洋には古くから「天」という概念が前提にあります。

朱子学にも天人合一を唱える人はいて、ここでいう「天」は神と同義です。
算命学でも老子でも「神」という言葉はよく出てきます。
気を根源にしていますが、無神論でも唯物論でもないです。

宿命は算命学的には天干主導で、空間が現実を作るとはっきりと書かれています。
だから天中殺要注意となるのですが、それはその通りだと思うのですが、
空間=神(天・自然)というときに、神が正しい、という背景が算命学にはあります。

ですから、躊躇なく、皇帝=神として、御用達の占いにもなっていたようです。
社会は皇帝が作る社会ですから、そこからはみ出すことは生き難さそのものです。
ゆれゆえ算命学は神空間が作る現実(社会)の中に安定的に納まることを教えます。

算命学は皇帝御用達の占術だったと喧伝されていて、僕も最初はすごいなーと思っていました。
御用達という言葉には、ははーとひれ伏す印籠的な効果があります。
でも今となっては、古臭い昔の占い、といいたくなる部分も浮かんできます。

僕たちが信じてきたよく生きるための算命学は、古代先制王国で生きる知恵?
そんなふうに考えることもできて、またまた算命学が揺らぎ始めます。
算命理論そのものではなく、その解釈への揺らぎです。

森羅万象が気によって作られているという唯物論的考え方をしながらも、
神を前提におくために、それが自然を意味したとしても、神空間を最善として
占い理論が出来上がっています。天中殺理論がもっともそれを象徴しているでしょう。

神のいない時間帯では、やったことが現実にならない、なんて不思議な理論が
空間(神)が現実を作っているという理論があるために、成立してしまいます。

森羅万象は「気」でできているとして、それは神でも天でもなく、ただの気であって
という観点に立てば、唯物論的算命学になりますが、でも神がいないわけではなく、
となればスピノザ論が俄然威力を発揮して、神は無限の存在として存在足らしめて
なおかつ意図も目的も持たない、存在のためのキャンバスのような働きをすると思えます。

人々は神の御機嫌伺いをする必要もなく、そこに「在る」ことができます。

算命学のいう神空間は、存在のためのキャンバスではなく、神が下地を描いていて
人間は塗り絵のように、そこに色を入れて行くような感じに思えます。

算命学は下地をはみ出ないように、おかしな色を使わないように、あれこれ示唆を与えます。
塗り絵の仕方を教える学問のように思えてきました。

神の描いた下書きがないと、ちゃんと現実を作れないよっていうのが天中殺論です。
これじゃ、キリスト教と同じじゃないですかね。

占「ぴーーー! そういう他を批判するような文言はこの日記では許されていません」 
乙「他をっていっても人じゃないし、僕が騒いでもびくともしないものだし・・・」
占「(乂`ェ´*)ダメ! キリスト教を信じる人もいるでしょうし、蚊に刺された程度でも
  不愉快は不愉快ですから、とにかくだめだめだめ」

ではそこは削除して、神空間主体から人間空間主体へと基軸を移してですね、
下地も自分が描くところから人生が始まるっていうほうがいいと思うんですよね。
天中殺は自由に絵を描ける時です。社会性を無視するからはみ出ることもあります。
でも新しいことや創造的なことはみんなはみ出たことでしょう。

宿命中殺も日座天中殺も運勢天中殺もはみ出し\(^o^)/じゃないですか。
今流に言えば、算命学にマウントをとられて学んでいてもおもしろくないでしょう。

占「あなただって、ずっとそうだったじゃないですか。今頃遅いですよ」
乙「悔い改めるのに遅いってことはないですよ。聖書にもあるでしょう。
  ”自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい”
  (‭‭使徒言行録‬ ‭3:19-20‬‬)」\(^o^)/
占「さっき、キリスト教がどうこういってませんでしたか? 隠れキリシタンか(-_-;)」

今日はやること満載で、「どう考えたらいいのシリーズ」はお休みです<m(__)m>





5月30日(日)
       

       

今、ない気ある気の事をあれこれ考えていて、塾生さんとも話して(メールで)いますが、
今日は真夜中(11:30)にはっと目が覚めて、東洋医学ではどうなんだと気になって
ネットで調べたり、手持ちの本をみたりして、眠くなるまで考えていました。

東洋医学では、人間の各部位が五行に配当されています。
腎臓水性、肝臓木性、心臓火性・・・等々。僕は火性がありませんが、心臓はあります^^



元巨人軍の投手で大リーグでも大活躍した上原浩治さん。
高橋元巨人軍監督も同じ誕生日です。

5行中3行欠けていても、身体が資本のスポーツの世界で生きることができます。
足りない気は運勢が補っている? 



大運、年運を入れても水性がない年、金性がない年があったり、します。
腎臓や呼吸器は大丈夫なのか? という話になります。



でも、月運、日運までいれれば、五行は揃うし、生きて行けるグラフになります。
四柱推命なら、時運のグラフを作れれば、間違いなく全部満たされます。

これはこれで一つの理屈ですが、では宿命の欠落五行は意味がないのか?
すべてが運勢から取り入れられるのなら、守護神も必要ないし、
どの人もバランスの良い能力を得られるし、みんな万能型の宿命になります。
これを基本とするなら、占いは7柱占いにすべきだし、宿命だけの占いは欠陥品になります。

ない五行=ゼロではないというのは、ずっと言っているのですが、
ではどういう具合に五行なくても身体は揃い、激しいスポーツでもできるのか?
それを証明する適切な理論を作れていません。また課題が増えました(ノ_-;)ハア…


★どう考えたらいいのシリーズ


禄存星3つを持つ僕は、ストライクゾーンはかなり広いのですが、
この人だけはどうも苦手です。
たぶん、持参金付きで付き合ってくださいっていわれても、瞬間にノーですね。
占「ありえないし・・・無意味な例えだ アホクサ…ヽ(○´3‘)ノ」
宿命云々ではなく、お顔とか言動がってことです。



陰陽の違いはありますが、失踪中の門倉さんと似た宿命です。
外に主観星、内に客観星。客観とはいえ、自分循環で貫索星が強い。

出力(鳳閣星調舒星)が全体の半分あって、自分を抑える後剋がゼロ。やりたい放題(笑)
綺麗なわけでもなく、それでも人気を保っているのは、エネルギーでしょう。

天将星の図太い安定感と天印星の赤子の無防備さ、先頭を切るスター性の天恍星。
外面では害が受容力としていい人っぽく見えることもあって、
占「ぴーーーーー! 個人感情が入っています。ヾ(`◇')ダメッ!」

あ、害が受容力とある種の正直さを発揮して、天将星の重さで頼れる人になります。
きどってもしょうがない、じゃなくて、一見気取らないストレートさが好感になります。

害は鍵のかからない心の窓みたいなものですから、受容だけでなく、気持も表に出ます。
これは作為のない正直さとして好感がもたれるものですが、時に行き過ぎもあります。



主観星=個人的とします。その個人がどういう資質かによって、
魅力や能力がそのまま反映します。
個人感情基準なのですが、それがこだわりになれば、完璧に何かを遂行しますし、
自由な発想でこれまでになかったものを作り上げる力を持ちます。

反省しないので、じゃない、後悔はしますが反省はしないので、あ、違います、
躊躇なく思い切ったことができて、自分軸がぶれない強さがあります。

「浮気されたら相手の女を社会的に抹殺」というのは、テレビトークではなくて
ほんとうにそのぐらいのことができる、バイタリティーと行動力があります^^
誉め言葉です! 自己納得度が基準になるので、恨みは原動力になります。

指原さんは、配偶者干がありません。
こういう場合は、結婚するためには干合する相性か運勢が頼りです。



初旬もなにもなく、平凡な運勢、平凡なお顔でも、有名になれるんですよね。
運勢が有名人を作っているわけではないし、芸能人は有名ってだけで、
そこに価値を置かなければ、人に顔を晒してお金を得る仕事というだけの話です。

強運の意味が、名を成したりお金を稼いだり、ということにあるのだとしたら、
価値基準をそれに置かなければ、強運の必要もないわけです。

そうなると占いの価値もなくなりますが、だからそういう使い方をしなければいいんです。
成功するための占い失敗しないための占い名を成すための占い幸福になるための占い、
こういうのをやめればいいんですよね。

占「そんなことをいったら、誰もお客さんはこなくなりますよ」
乙「心理学や精神分析学を学ぶときに、お客さんのことを考えますか?」
占「それじゃ、もはや占いではないでしょう!」
乙「算命学、運命学という名前の学問だと思えばいいんですよ」
占「”学”というほど体系化されていないし、それでは食べていけませんよ」
乙「算命学を占いに応用すると考えるのです。心理学者のカウンセラーと一緒です」
占「ああいえばセイリュウ。はいはい理想論はわかりましたから、先を進めてください」

運勢で巡る人物は原則「正干」で考えます。
場所の夫は「己」ですが、場所だけの話ですから、実際の気はあくまでも「丙」が相手。

大運では15才から33才まで、火性がまったく巡っていません。
年運では10年ごとに丙は巡ってきますが、位相法はみんな違います。
宿命に配偶者の正干がなくて、運勢で巡ってきた時に、位相法で散法が続く時は
なんとなく、結婚縁が薄そうだなと判断してもいいと思います。

指原さんは3旬は火性ゼロ、年運では2026年に丙がきますが、位相法は害!(^^)!
あ、個人感情が入ってしまった|柱|ヽ(´・_`・。)反省… 位相法は害、思い通りにはいかない。
10年後の2036年は破! よくよく男運が悪い(笑)人なのかもしれませんが、
2027年からは待望の夏(火性の旺地)がやってくるので、偏夫(丁)で可能性は広がります。

後は、蔵干にも注目します。来年、2022年壬寅(戊丙申)で夫が運勢現実に現れます。
グラフも赤がぴょんと立ち上がっているので、一年限定ですが、可能性はあります。
あとは、天中殺の巳にも丙があって半会するので、天中殺結婚は最大のチャンスです。

あるいは、相手の宿命に禄存星中殺とか車騎星中殺とかがあって、日支に害があって、
相手を吟味できずに結婚してしまうような男性が現れるのを待つかですね( ◠‿◠ )
性格を整形するのは難しいでしょうしねぇ・・・

占「 ピーーーー!! 退場ーーー!
  ;(><); 指原さんファンの方がいらしたらごめんなさい。よく言い聞かせます!」





5月29日(土)
        

        

息つく暇もないというと大げさですが、そんな日々。
課題添削やメールの返信等、若干遅れ気味です。
しばらくお待ちください<m(__)m>
でも、意外と元気です。



日干(緑)はそれほど強くないんですよね。
しかも、月運が癸巳で大半会込みの三合会局。車騎星強化ですから余りありがたくはない。
大運の天将星に救われているのかもしれません。

もうじき6月害と7月対冲が続きます。この切り替わりをどう感じられるかですね。
年取るとほんと運勢(エネルギー)の影響を体感できます。
若い時はまったくわからないのですが、老いてくると環境で作られている部分を実感できます。

毎年経験していることですが、害の月を意識してレポートしますね。


★どう考えたらいいのシリーズ

今日はちょっと手抜きで、犯人がはっきりしている例題です。

『リゾートトラストレディス 2日目(28日)、22歳の山路晶が快挙だ。
 第2ラウンド前半3番(150ydパー3)は9Iで、7番(175ydパー3)では7Iで
 ホールインワンを達成した。国内では史上初の快挙となる』

こういうのは、単に技術や努力だけではできることではないので、運が左右しそうです。



行動と結果に対冲刑があるので、狙わない、無心のアプローチができる良さがあります。
龍高星→石門星と別自我に集中します。
この二連は技芸の世界での創造力創作力で、対冲を龍高星が結んでいることも含めて、
自分のゴルフへのこだわりができて、研究熱心な人かなと思います。
まだwikiもたっていない人で、詳細は不明です。2019年にプロテストに合格したばかり。

年の天中殺の「神技」ですね。とこれがいいたかった(笑)
神様不在の天中殺だとただの偶然で、後の災いの元??
このパターン、書いたことがありますね。誰かいましたよね。



渋野日向子さん。自我は低位で支合破。日年の比和。

自我強日年対冲の山路さんとは対照的ですが、2018年にプロ入りというキャリアは同じ。
天中殺年に「AIG全英女子オープン」で日本人選手として樋口久子以来、
42年ぶり2人目の海外メジャー優勝を成し遂げています。
その後、これに見合った活躍はできていないので、天中殺スペシャルでしょう。



山路さんのほうは初旬に自我の旺地で2旬目は金性不在の運勢ですが丁度良い感じです。
二人に共通しているのは、天中殺+合法+生じる気が強い、あたりです。

ということは天中殺にいつも合法が来る人が、受け身で何もしないで過ごすと、
せっかくのチャンスを逃していることにもなります。

神空間が外れるとすると人間時間だけの時にやったことは残らない、ことになります。
じゃ、渋野さんの快挙も、山路さんのホールインワンも幻なの? ですよね。
でもそんなことはないわけですから、天中殺を気にするほうがおかしいです。
特殊位相法と同じように解釈をしていいように思います。

算命学では起こった時の運勢が大事で、その影響を受けるというのが定説です。
これは明らかに運勢が現実を作っていて、それが後々まで影響するってことでしょう。

運勢がなんであれ、過去の出来事が現在に影響するのは当たり前です。
それもまた運勢のせいにしちゃうと、自分は悪くなくて運勢が悪いとなって、
実に都合よく占いが利用されてしまいます。これで占いが受けているとしたら悲しです。

過去の出来事が現在を作っていることは当然、でも、それは運勢のせいではない!!
それがほんとかどうかはたいした問題ではないです。そうしないと、
人生が他人ごと(運勢事・算命学事)になってしまい、主体が欠けてしまうためです。

人のせいにしたい人にとって運勢はありがたい謎ときになると思いますが、
悪いのは運勢ではなく、あなたです!

占「 ピーーーー!! 確か前にも同じこと言いましたよね。警告二度目で退場です!」

まぁまぁそういわないで



おまけに当日も天中殺日でした。こちらは子なので日支が半会です。
年運とそれほど変わらない気の配置で、天中殺は神の地肌で生きる時でいいでしょう。

それがホールインワンになるか、バンカー池ポチャになるかは、
これまでの日干の生き方によるのだと思います。





5月28日(金)
        

        

最近、お医者様に言われて血圧を測っているのですが、
150-160が平均値で、ちょっと高いので薬を代えることになりました。
1週間ですが、薬って効くんですね。120代平均に!

ただこれで快調かっていうと必ずしもで、なんかしっくりきません。
効果がよくわからないってこともありますが、、、ちょっとふらつくこともあったり。
先生が低くなり過ぎの危険がありますとおっしゃっていて、それかなと。。。

ああでも、丁度空腹だったので、それが理由なのかもしれないし(笑)
食べたらもう血圧のことは忘れてましたf^_^; 

算命の犯人探しもそうした誤認逮捕のリスクは常にあるので、
まるまる信じ込まないで、自分なりの考えで宿命を読み取るという参考になれば・・・


★どう考えたらいいのシリーズ


門倉健さんは、元プロ野球選手(投手)で先日までコーチをしていました。野球解説者。

加藤球団代表は「一身上の都合により退団させていただきます。という文書が届きました。
球団としては本日付(26日)でそれを受理をいたしました。
今日付で退団ということになります」と説明した』

誰も予想していなかった突然の退団で、借金説、女関係、拉致などの憶測が飛んでいますが、
どれも勝手に流された噂の可能性もあって、真相はまったくの藪の中です。

で、宿命見ても運勢見ても、理由はまったくわかりません。犯人確保は無理。
それでも取り上げるのは、接運占技がまた近い予測をしていたためです。



運勢犯人説からすると、、、大運は初旬に火性土性同一による大半会があります。
それがあったとしても大運天中殺期間は4旬で終わっています。これは脚下。

大運5旬は甲が強くて、運勢干と支の本元に甲がきて、龍高星色が強く、
放浪の星の影響でふらりとどこかに行きたくなった。
大運日支が比和で、新しい場所が出来る運勢なので、新しい場所(女のところ?)へいった。
龍高星過多犯人説は出るかもしれませんが、それで家を出てしまったら、迷子だらけです。

干合は従犯の可能性があります。いつもとは違う自分に瞬間なるわけですから。
これを危機管理変身能力とすると、干合がある時は、何か追い込まれるようなことが
大なり小なりですが起こりそうだという予測はつきます。干合するとどうなるか?



アバウトには調舒星龍高星という精神干が減って、車騎星禄存星という現実干が増えます。
精神的な問題ではなく、現実的な問題を解決するための行動だった??
剋線が増えることは現実行動力にはなりますが、理由をつくるわけではないです。

で、昨日もそうでしたが、接運なので、接運10現に触れることがあるかどうか。

大運エクセルお持ちの方は「大5」というところの下のほうに表示されます。



昨年は3つ出ますね。だいたい何かでますがそれほどあたりません。
⑦は干合が条件に入ります。大運が月干干合なので他の条件が一致すると⑦になります。
昨年ではなく、今年起こったのは、昨年は大運の干合で今年は年運の干合の違いです。
干合犯人説は有力です。


これがねー昨日に続いてまた当たるんですよ(笑) 外れる時のほうが多いですけどね。
理由不明とすると、接運と干合が重なり、宿命がノーマルで運勢のどこかに散法がある場合。
大運と年運に干合があって、年運月支が対冲。宿命はノーマル。これはぴったり該当します。

「目上、目下との離別」というと、ほとんど全部になりますが同居の場合は強く出ます。
門倉さんの場合、ご両親はわかりませんが、子供と奥さんはいるはずですから
目下(子供・部下)目上(奥さんは年上という情報もあります)との別離に該当します。

で、当たったからこれが犯人ともいえません。
別離が当たるならこれは日干とは無関係に運勢が別離を起こさせることになります。
例えば、これを知っていたからといって防げることですか? というのが一つ。

接運でこのあたりで別離が起こる可能性があります、と占なわれたとして、
これは運勢が起こすことですから防ぎようがありません。
いつものあれですが、では、同じ誕生日の人はみんなそうなるのか。

「ならない」ですよね。ということは、運勢が現実を作っているわけではありません。
たまに作ることがある、ということでしたら、それは占いの精度を疑います。
繁華街ではコロナに罹患する可能性が高いです。というのと同じレベルの占いです。
そんな答えが欲しくって占いを勉強する人はいないでしょう。

だからといって、起こらないと言っているわけではないです。
先程みたように、干合がある時は何かが起こる可能性も高く、
干合は配偶者干ですから、夫婦関係の問題が引き金になっている可能性はあります。

でも実際の夫婦関係は運勢ではなく、二人の夫婦が作っているものです。
運勢が夫婦関係を作るわけではないです。
ただその時の夫婦関係によっては、離別が起こる可能性がありますよとはいえます。
これには接運占技という技術が役立っているわけです。
でも無条件に、接運危険条件がそろっているから、ここで離別が起こりますとはいえません。

ひとつの勉強法として、この条件を考えるんですよね。身旺でなく異常干支でなく。
身旺は身強と同義。エネルギーの強い人です。エネルギーの強い人と異常干支は除外する。
例えば天将星があれば同じ条件でも離別にはいたらないってことです。

ここで、なぜだ? と考えるのが実は算命学の勉強なのです。
覚えるだけならコンピューターにはかないません。
 
異常干支のほうが離別しそうですが、ノーマル干支のほうが危ないとなります。
普通の人ほど環境変化(接運+干合変化+散法)への耐性がない、という推論を導き出します。

これはすべての算命学習においてやってほしいことです。ここで差がつきます。
答えは必ずしも当たるものではないのですが、こうした原理は何かを物語っています。

ちょっと考えればそうですよね。身強や異常干支は動乱に強いというのがありますから。
常に二つの側面から考えることが大事です。身中や身弱+通常干支は動乱に弱い。

そしてこういう技術が当たれば、それはある程度の理論的根拠になります。
運勢のせいではなく、「動乱」的なことが何かあったということを推論できます。
接運占技はその可能性を伝えています。
でもそれだけで当たったとすると、外れる時もあることで信憑性が薄れます。
でも原理を知れば当たりハズレではなく、推論の根拠を得ることができます。

やはり、犯人は宿命から見つけるのですが、今回は材料がないので犯人の特定は無理。
噂されているような、お金や女の問題を起こす要素が宿命にあるのか?という検証をします。



妻子が外にいるのは気になりますが、異性関係云々はそれほど懸念はありません。
ただ接運占技が当たっていたってことは干合が関わっていると推測ができます。
人物なら妻、または愛する人。ただの危機でも干合は起こるので人物ならということです。

調舒星が3つは感情的な弱さや統御の難しさになりますが、そばに制御する木性があって
これもそれほど顕著にコントロールできないということでもないと思います。
でも天剋地冲のつなぎが調舒星というのは気になります。
感情が乱れるとバラバラの危険性はあります。



この天剋地冲は天干は調舒星が牽牛星を打って、地支は丑が未を一方的に打ちます。
辛(司禄星)が乙(玉堂星)を打つので、現実(妻)によって考え方が変わります。
癸(牽牛星)が丁(石門星)を打つので、役割によって役割用の自分が凹みます。
それが全部日干支の自分と陰陽和合するので、現実面では打ち返せずに自分に還元されます。

仕事またはここにいる「辛妻」が原因かもしれないという予測をします。
ただ辛司禄星は自分が積み上げてきた外の現実という意味があるので、特定は難しいです。

また丙寅が思い通りにしたい干支なので、矛盾する(不本意な心の受容)になると
そこにストレス(調舒星の負荷が大きくなって)を感じ、
それを解消するための何かを求める、というのも想像できます。

その時に現実でなすすべがないのですが、精神では己剋癸の二連の意味が強まります。
これが危険。自分の行動がなんであれ自分では正当なものとして納得してしまいます。
この主観星同士の二連は問題を起こす原因がたくさんつまっています。

こうしてみると、主観星が外に偏っていることも気になります。
占「○Oo。.(T¬T)/~~~モウイイデスヨ ヤメマショウ!」

乙「嫌だ。止まらない出力ナシ(^^)/」

月干支と年干支はすべて陰干です。すべて陰干は無意識で事が起こるので、
この二連には注目します。



主観星同士の組合せにはだいたい「自分」という言葉が入ってきます。
この自分は無意識に発動するので、本人にとっては自然で当たり前の言動になります。
このことの利点は、抵抗感や迷いが薄くなって、思い切ったことができる点です。

副作用は、気が付かないうちに道を外れても、修正が難しいところです。
特に心と仕事に主観が来ると、仕事面では成功不成功の度合いが極端になります。
丙寅は客観性が強いのですが、貫索星が真ん中にきて、これも自己本位になる危険はあります。

例えば、客観星の二連では、貫索星がはいらないと自分という単語はほとんど出てきません。





気グラフ的に見るとこの接運は同じ春内でそれほど大きな変動はありません。
自分(赤)は弱くなっていますが、応援する目上の緑は強く、気持(茶)も前向きで
グラフラインは安定しています。接運の危険シグナル以外の運勢要因はないので、
運勢からは、接運、年運の干合+月支対冲が従犯で、目上(緑)に引っ張られてか、
干合(黄色-配偶者・恋人)要因かという予測です。起こることは特定できません。

当たり外れはともかく、こうした推論ができることが楽しい算命学です(^^)





5月27日(木)
        

        

今日は3週間ぶりに友人面談で出かけました。
友人といっても塾卒業生相当の算命学の知識がある方で、話がつきません。

話しているうちにクリアになってきたことがあったのですが、それは十二大従星。
これまでいかに現象的な理解で終わっていたかを、思い知らされました。

それは折に触れ書いていこうと思うのですが、これは大発見かも(笑)

算命学って、書かれている答えをわかってしまうと、たぶんだだめですね。
特に星関係は。

位相法や宿命中殺はわかってしまうことさえも難しいのですが
星は答えがはっきりあって、当たっていると感じられるので、算命学凄いとなります。
そして最初に学び終えるのが星解釈だと思うのですが、
そして人を占う時も最初は星をメインにして、そしてそれは当たっていると手応えがあります。
だから疑問が生まれにくく、疑問がないと進歩もそこで止まります。

現象を当てる算命学といつもいっているのですが、実はその向こうに本当の算命学がある。
今日それを実感して、少々興奮しています^^ 時間が欲しいと思いますね。

ついつい話に夢中になって、途切れることなく4時間。楽しく意味のある時間でした。

そして帰ってきたら、入力過多と入力ナシの塾生の人からメールが入っていて、
算命学に精通している生き証人(笑)のお話は目からうろこが、ということもあって、
これもまた光が見えてきました。星解釈、再検証ですね!


★どう考えたらいいのシリーズ




深田恭子さんは女優で、つい最近もコマーシャルの新商品発表のために
記者会見をしていました。その時に、痩せすぎ、というネットの心配の声もありました。

何があったのか背景はこれからでてくるのかもしれませんが、
ここでは宿命から推測して、問題になりそうな要因をみて行きます。



その時に、主犯を運勢にしないことです。以前は僕も運勢のせいにしていましたが
それが一番わかりやすいし、あてはまる運勢がよくあるのです。
今回も、接運で大運天中殺で日支害でとなれば、体調を崩すとなって大当たりです。



「皆の者頭が高い、お奉行様の御判決の通り!! これにて一件落着 !(^^)!」
でまぁこれでもいいわけですよね。勉強したことが活かされます。

でも運勢を犯人にすると、大2旬以外は、みんな運勢で決着がついてしまいます。
年運を考えても、通常は天中殺2/12+害1×3(3つの場所)/12=5/12
これに対冲や刑や破を加えれば、必ず犯人らしきものが浮上してきます。

見つからない時は大運や月の天中殺迄総動員すれば、悪いことは運勢犯人で決着します。
これがよく当たる算命学であり、同時にそれ以上当たらない算命学でもあります。

深田さんの場合は月年が同じなので、確率は減りますが、そのぶん、目立ちます。
運勢を犯人にしやすいのです。でも運勢は現実を作らないというモットーでいけば
運勢は従犯にはなりますが、真犯人は宿命の中にいることになります。

でも運勢または簡単にわかる犯人を特定すると、それ以上のことはわからなくなります。
今回も接運と害を犯人にすれば、算命学はすごいよく当たる、になります。


もっとも可能性が高いのは天印星×2の戌の比和でしょう。
後剋がないので、自然体の自由な生き方ができないと苦しいでしょう。

夫干がなく、運勢でもずっと甲はなく、3旬に未の蔵干で乙があるだけです。
ここまで独身も仕方ないというか、一人で生きなさいと宿命も運勢もいっています。

比和は比和離婚という言葉があるように(僕が勝手に作ったもので算命用語ではないです)
さまざまな問題が起こる位相法です(これも算命では位相法になっていません)。

位相法の働きを考える時には、原理をそのまま当てはめます。心と社会(仕事)が同じ。
これは逆に、同じでないと違和感を感じるということです。

星にもよりますが、この形は原則好きな仕事をしないと持ちません。
女優は好きな仕事なのでここまでやってこれたというのはあると思いますが、
現場によっては、気持と自分の不一致感(思い通りにできない、やらせてもらえない)が
あることも考えられます。

きのうの駒田さんと同じように、戌の蔵干、丁(龍高星)が辛(鳳閣星)を激剋しています。
龍高星の自説をできれば役柄にいれたいところです。
その葛藤が創造力を生むので、部分的には通常は調整力はあります。

問題はそれが二つ重なることです。部分的調整だけではなく、心と現実の一致も必要です。
なぜ比和がむずかしいのかというと、不一致に対して自然一致以外の調整力がないためです。
経験を積むことでそれなりの調整力は身につけるでしょうが、
通常は逃げるか相手に変えてもらうかしか選択肢はありません。

比和の役割の一つに、違和感を伝えるというのはあると思います。
人が気が付かないことに気が付いて、それを問題提起したり注意喚起します。
自分のことなら自己調整は効くので、自分にとっても有効です。

ただ自分以外の要因が違和感の時は術がないってことです。

特に仕事場にある比和の場合は、環境(相手)を変えることはできないので、
自分が調整することになり、出来ないことを無理にするストレスは大きいでしょう。

・酒が大好き。酒豪。好きな酒はシャンパン(毎日飲む)、ビール、白ワイン。
・体調が悪い時以外は毎日飲む。休日に朝から飲む事がある。
・酔うと陽気になって知らない人と話す。

これは一つの解消法です。お酒の力で別の世界の住人になって
悩める現実を回避します。お酒のいい所は、身体ごとそれができるところです。
位相法は地支(肉体)で起こっていることなので、問題を麻痺させることができます。
僕は飲めないので・・・想像でしかないのですが、それはあるでしょう。

比和のもう一つの特徴は、自分の好みの世界に浸ることです。
・子供の頃、無口で人見知りだった。
・家でひとりでお人形遊びをするのが好きだった。
・2歳から始めた水泳が「前世はイルカだったかも」と言う程に大好き。
・「前々世はマリー・アントワネット」というほど、王妃マリー・アントワネットに憧れている。

・入浴が好き。2時間入る。
・ぬいぐるみが大好き。ぬいぐるみと一緒に寝る。
 お気に入りのぬいぐるみを海外に持って行く。
 リラックマをたくさん所有(身長150㎝のリラックマを所有)。

いずれも自分一人の世界を作れるものです。これは日月の比和にもいえることです。

もう一つは天印星×2。赤ん坊の星、自力で現実を作ることは難しい、家族が頼り、
人を引き付ける引力がある、自分とは無関係な因果で周囲に影響を与える・・・

自分とは無関係な因果で周囲に影響を与えるというのと同じ意味なのですが、
自分の因果だけで自分が作られないということの意味を考えます。
これを算命学的には「有中の無」といいます。実体はあっても中身は空。

もともと空の自分は、リアルな現実によってその無が埋められていくことになり、
環境が大事なんですよね。比和もそうですから、リアル環境の影響を受けます。
だれでも受けるのですが、それが自分の構成要素になってくるので、
環境によっては、違う自分が作られていく違和感も起こるでしょう。

比和はそれを調整はできませんが、自分に関しては、二つの庫気刑が調整力です。
気遣いになったり、気付きにはなりますが、時には気にしすぎて、
そこから目が離れなくなることもあります。天庫星はそれを過剰にします。

プラス面では、天印星の空は引力ですから、人を引き付ける魅力になります。
・インスタグラムでは、開始して一ヶ月もしないうちにフォロワー100万人を突破した。

別に受けたいわけではなくても、そうなってくると、それが自分になって行きます。
女優なら役柄を入れられるし、可愛い自分を求められれば、大人になっても
愛らしいキャラを保つことができます。
ただし、比和の親和感の範疇にあればということが前提になります。

問題が起こったら赤ちゃんはどうするかを考えます。これが従星攻略の第一歩です。
泣きわめきますよね。でも大人になるとそれができません。酒で黙らせる。酒量が増えます。
それでもだめならどうなるか。「病む」ことが「泣きわめく」ことの代わりになるのでは?

長々書いてきましたが、結局は天印星も含めた比和の単独犯の可能性が高いと思いました。





5月26日(水)
        

        

今、いろいろな角度から算命理論を再検証しようというブームが巻き起こって、
あ、僕だけですけどね f^_^; そもそもの星の働きも見直しています。

もともと玉龍を知性だとか学習という意味で固定することには抵抗があったのですが、
「入力」といっても通じないことの方が多いし、ついつい知性理性という言葉になります。

今は、入力過多の片寄った塾生の方にいろいろ質問して、
「ある」人の特徴と「ない」人の特徴を比べて、玉堂星龍高星を考えています。

特にない人の特殊性をみると、星の別側面が見えてきます。



これは僕の数理法です。貫石がゼロなのは、星をみる時は日干をマイナス1しているためです。
乙は8%あるので、陰占ではゼロではないです。火性はゼロ。出力がありません。
表現力や伝達力がないことになります。でもまぁ毎日のように何かを書き続けているわけで
これはいったいなんだろうと思うのです。

ずっと龍高星が書いていると思っていたのですが、入力ナシの東大合格をみてから、
ちょっと考え方が変わってきました。入力ナシにはすごい習得力、学習力があります。
出力がない僕も書くことはぜんぜん苦痛ではありません。
自分が何かを表現してる伝達しているという気持はまったくないですね。
ただただ書きたいことを書いているわけです。

では、ゼロの意味は何か?
先日、塾生の方がブログで「どう考えたらいいの」風に自分の過去の経験を検証していて
それに対して、別の塾生の方がコメントしているのをみて、なんかうれしくなって
僕も仲間に入りたくなってコメント欄を開いては見たのですが、、、、、

書けないんですよね。言葉は頭の中にすぐに浮かんできて、打ち込めばいいのですが・・・
結局、思案したままスルーしちゃったのです。ああ、これが出力ナシか、と思いました。

ここでは「僕」という言葉を連発していますが、これはここ用の僕です。
アメブロで書いている時は、なぜか、「僕は」と書けないのです。

今もこうして自分のことを書いているわけですが、自分を吐露しているわけではないのです。
日常の話を書くこともありますが、それは気持ではないんですよね。
「心無い人なのか」「心が表に出ないのか」それは秘密ですが^^ そういうことです。
これが出力ナシってことかなと思っています。

それには出力ある人と比べてみる必要はあると思っています。
五行全てにおいて、あるなしを比較して、星の意味をもう一度考え直してみたいのです。
今年は算命学大改革の丑年になりそうです・・・大変だ・・・大変なのです(ノ_-;)ハア…


★どう考えたらいいのシリーズ


裏の顔といわれると宿命をみたくなります。納音とか天剋地冲とかの位相法を連想しますが、
ズルい裏の顔っていうとまた違う要因があるかもしれません。

駒田航さんは、声優、カメラマン。

『2021年1月1日、自身のTwitterにて一般女性との結婚を発表』

結婚前から続いていた恋人がいて、結婚後も会っていたという内容で、
ラインのやり取りなども公表されているところから、お相手からのリークでしょう。
駒田さんもツイッターで、その通りですと認めています。

ズルい裏の顔というのは、不倫をしていたというのもそうなのですが、
記者に直撃された時のいいわけが、「そういう関係ではありません」と言ったことです。
記事によると、sexしなければ不倫にならないということで、会っていたようで、
逆に言うと、本行為以外のことはあれこれと楽しんでいた、ということのようです。
弁護士先生のお話では、本行為がなくても、それに類似した関係は不貞になるそうです。

もう一つは、恋人に対しては、君も結婚する人も両方好きなんだ、といったとか。



不倫とズルイに分けて考えてみると、不倫はありそうですがズルイは結果論でしょう。
ズルイ宿命には見えませんが、自我量が40%を越えるので、自分本位はあります。

妻がいて恋人がいて、というのは説明がつきます。
もともと戊辰は配偶者執着がある構造で、日干(精神)の戊が癸と暗合して、
現実の戊のそばにも癸がいて、家庭では配偶者と自分が一緒にいることが自然な姿です。
戊癸の暗合が二つあって、これは強い執着になります。

一方で心の中には禄存星妻(壬)がいます。この二つが半会で一つになるので、
自分の中で、妻も恋人も一緒です。合わせて一人の女性になる可能性があります。

駒田さんが「妻も好きだけど、君も好きは」は許されるかどうかはともかくとして
宿命的にはそうなっているので、ズルいわけでもいい加減なわけでもありません。
彼の中でそうなることが宿命と現実の一致で、それが嫌なら相手はノーといえばいいわけです。

これが占いで大事なところです。占い師が常識的なものさしをつかって、
そんな都合の良い話はダメと思っても、宿命がそうなっていれば宿命上はいいんですよね。
常識や社会通念的な善悪でものごとを判断しないことです。

お相手の方もその時ノーと言わないで、いまさら週刊誌に売る?なよ、とは思いますが、
それはそもそも自分の問題で、そういう現実を作った自分を責めるしかありません。
宿命通り生きても反社会的になれば、それは宿命〇社会×で、そういうことです。

最後の一線を越えなければ不倫ではない。実際そうであったかどうかはともかく、
そうした関係でも楽しめる人、という角度から宿命を眺めます。

楽しめる、という意味では鳳閣星支合があります。
好ましいことを実感することで星は燃焼します。客観星にとっては「実感」は大事です。
それが自分と対象との客観という距離を埋めることになります。

鳳閣星=客観的伝達、という定義は疑ったほうがいいです。なぜそういう答えになるのか、
占「ぴーーーーー! その話になると間違いなく脱線します。それは後日ヾ(`◇')ダメッ! 」

確かに、長い脱線になりそうなので、別の機会に星の考え方シリーズ(笑)をやりましょう。



二連変化はとても有効な解釈ツールですが、星であれ二連であれ言葉にとらわれないことです。
これを「覚える」と応用が出来ません。算命学での最大の技術は置き換えにあります。

年支といったら、仕事場で、社会の場で、若年時の場で、行動の起点で、母の場所で、と
場所の意味だけでも次々と浮かんできます。星も同じです。鳳閣星、伝達、観察、グルメ、
遊び、マイペース、自然体、、、、あんまり出てきませんね(ーー;) あれやこれや^^

この宿命では月年に金性の支合があって、鳳閣星が強調されます。
鳳閣星の星意味のどれを当てはめるかによって禄存星の稼働が変わってきます。

鳳閣星は原理的には日干が対象を距離を置いて眺める姿です。
それをそのまま取得することはできません。観たものを自分のものにできません。

おいしそうな料理をみたら、調舒星はおいしそうと直ぐにおいしさを自分に取り込みます。
鳳閣星にとっておいしいそうとおいしいは別物で、そのおいしさを実感するためには
食べる事が必要で、食べたら、おいしさもまた客観的に吟味することになり、
自分なら、という視点が加わって(このあたりは龍高星の改革力と同じです)、
自分で作って、自分の求める味を出そうとします。これが鳳閣星の実感です。

鳳閣星が報道の星といわれるのは、起こった出来事をそのまま伝えるからであって、
その出来事に対する、自分の感想は鳳閣星からは生まれません。
その出来事を知るためには、関係者にインタビューしたり、現場に出向いたり、
そうなれば、鳳閣星キャスターが誕生します。通常は気持ちを込めないでニュースを伝達します。
だからといって、鳳閣星は報道の星ときめてかからないことです。何事も決めない覚えない。

鳳閣星が声優のキャラクターを観察したとすると、仕事場の龍高星がそれを激剋します。
その役柄を空にして、そこに自分なりに工夫した役柄像を埋め込みます。
そこに貫索星(仕事場の自分)が流れ込み自分なりの役柄を演じます。



心の中でも役柄が空の禄存星に入って、それを自我が激剋します(役に自分を埋め込む)
こうして自分なりになりきった演技が生れます。

ではこれに、鳳閣星(遊び・女性)を入れてみましょう。
周囲に影響されないマイペースで、自分なりの工夫を遊びに埋め込みます。
不倫にならない範囲でのプレイを考えるわけです。

で支合した心はそのプレイにふさわしい自分を演出します。
禄存星があるので単に自分だけの楽しみではなく、相手を満たすことも含まれます。

演技でも遊びでも、創られた自分を成り立たせるのが天胡星です。
天庫星、天胡星をみたら、自分の世界の創造者です。無自覚にそれが出来ます。
自分の世界を持っている人、あるいは、人の言うことを聞かない人、
あこれは言い過ぎですね、後で削除しておきます。

天胡星って、現実と、自分が創造した世界の境界がないんだと思うのです。
演じていながら、天胡星の世界では、別の自分を楽しめる自分になっています。
天胡星のもつ二次元両立の現実構築力は、能力にもなりますが、
自分しか見えない暴走、妄想リスクがあります。

でも自分の中では日常的には成り立ってしまうんですよね。
これが天胡星の力です。浮気している自分と妻を愛する自分とが
自然統合されて行きます。

加えて、この宿命の場合は、配偶者半会もあって、この半会にも天胡星が加担します。
バレなければ、駒田さんの世界ではおそらくずっと両立できたと思います。

天胡星と龍高星剋鳳閣星の葛藤不安定要因があると、何か別の世界は欲しくなると思います。
声優という別の世界があるので、そこでおさまってもよかったのでしょうが、
鳳閣星に何が入るかによって、戊→庚(支合)→壬癸(半会)と自分が前に出る力が強まり、
気持を止められないというのはあると思います。

同じ誕生日に、高木京介さんというプロ野球選手がいます。
読売ジャイアンツで活躍しているピッチャーです。
『2015年には、入団以来4年連続の開幕一軍入りを果たすと、「一軍公式戦戦初登板から
117登板試合連続無敗」というNPB記録を達成』という将来を嘱望された選手でした。

それが2016年3月に発覚した野球賭博問題に関与していた疑いがもちあがり、
最初は否定していたのですが、結局、認めることになり有期失格処分となりました。

鳳閣星に遊び(野球賭博)が入ると、支合半会が機能して、前にのめり込む形になります。
司禄星禄存星の半会は、お金にすり替わって、抜けられなくなったのでしょう。
またこの時に、天胡星は別の世界としてそれを成り立たせてしまうので、
無自覚のうちに、野球選手という現実と賭け事の世界という異質な二つが両立します。

ただこれはこれで宿命にある世界でもあるので、成り立ってしまうという怖さです。

占「もういいでしょう。出力ナシがいくらでも書けることはわかりましたが、
  読む人はうんざりしてますから、終り終り!  」

乙「いやまだ、いいたいことが・・・」
占「( ̄ヘ ̄メ)ダメッ!!ダメッ!!ダメッ!!ダメッ!!」





5月25日(火)
        

        

「どう考えたらいいのシリーズ」、数人の塾生の方から応援メールをいただき、
ありがというございます。晩年はこのシリーズにこの身を捧げ(´;ω;`)ウゥゥ
すぎないように、ほどほどにがんばります。最近直ぐ眠くなっちゃうのです。


★どう考えたらいいのシリーズ


髙橋洋一さんは経済学者、政策科学者。内閣府参事官、総務大臣補佐官、など
政府のアドバイザー的な立場を続けていて、現在は嘉悦大学教授。

『日本の新型コロナ新規感染者は、諸外国にくらべ「さざ波」、緊急事態宣言について
 「欧米から見たら戒厳令でもなく屁みたいなもの」と自身のツイッターで投稿』

東京大学理学部数学科卒というエリートで長い間政府の顧問を務めてきた人が、
今の情報拡散時代、こんなことをいえば、こうなることはわかりそうなものを
なぜ、言ってしまうのか? しかも二度続けて。
理解に苦しむ難問ですが、宿命で何かヒントをつかめるかどうか。

例えば天中殺なら起こりうる話ですよね。
そう考えると、宿命中殺、天剋地冲あたりが疑わしい容疑者ですが、
宿命にある場合は年中そういうことが起こっていないと駄目ですね。



玉堂星中殺、司禄星中殺、天極星中殺、からは不用意な発言というのは浮かんできません。
正統な玉堂星と中殺玉堂星の二つがあるので、変わり者という印象はでてきます。

わかりやすく、人間玉堂星と神様玉堂星と考えてみます。
王道の学問に対して、始原的解釈を加える、でしょうかね。
自分なりの学説を唱えたり、新しい考え方を生み出せる可能性があります。

玉堂星+害は、学生時代や学習途上の時は非常に有効だと思います。
本や指導者の教えをそのままインプットして身につけることができます。
学習能力は高いのですが、自分が指導的な立場に立つと、思考と現実の不一致が起こります。

教授やアドバイザーなら自分が現実を作るわけではないので、最適でしょう。
空中戦には強いですが、実践向きではない。生徒や政治家が実践してくれるので
玉堂星+害の弊害は自分に及ばないので、これは犯人足りえません。

日月の「破」はクセ者です。うるさいでしょう。これは旺気刑と同型の破。
ただ玉堂星+破は学んだことに対する細かい気付き力と注意力ですから、
これも学ぶにはすぐれた能力になると思います。

統合力は出ないのですが、それを司禄星中殺が無尽蔵に蓄積して行くのでしょう。
旺気刑的な破ですから、破れると攻撃的発言も出てきます。
これは任意同行して、問い詰めれば自白する可能性はありますが、まだ傍証が弱い。



牽牛星以外は中殺が加わるので、自分都合部分は緩和されるとは思いますが、
そのぶん、自説の正しさへの拘泥は生まれるかもしれません。
主観星同士の組合せはいつも、自分勝手という危うさはついてまわります。
それが大きな能力になることもあるんですよね。勝手だからできることがあります。

主観100%ですから、もろもろ無自覚無意識に発動して、反省しない人ではあるでしょう。
ただ天干が玉堂星二つですから、「発言」にはちょっと弱いです。

そこで運勢要因。1つは年干支の天剋地冲。年干支の玉堂星が運勢の司禄星に激剋されます。
正統派入力が壊れて現実(司禄星)が入り込みます。中殺玉堂星との足並みが乱れます。
これは共犯者っぽいですね。こういう突発的なことは運勢要因の影響はあるでしょう。

この天剋地冲ですが、wikiに2009年(天剋地冲年)に事件が記されていました。

『2009年3月、“豊島園 庭の湯”で脱衣所のロッカーから現金や腕時計など約30万円を盗み、
 警視庁練馬警察署に窃盗容疑で書類送検された』

起訴猶予処分になったのですが、東洋大学教授を懲戒解雇されています。
陰謀説もあったようですが、本人弁では、忘れ物を後で届けようと思って持っていて、
先に予約していたマッサージにいって、いったん持って帰った、ということのようです。



この時の天剋地冲は玉堂星が調舒星を打つ形で、丑が未を打つのは同じです。
12年後の同じ天剋地冲に、おかしな言動という共通点があるので、
天剋地冲は一応確保しておきます(両年共通の地冲の影響が大きいかもしれません)。

主犯は「干合」でしょう。この年特有の現象ですし、これによって玉堂星が消えます。
年運勢辛と日干丙が干合すると日干は壬になり、運勢干支は癸丑となって、
玉堂星は消えて調舒星が二つ、天剋地冲はなくなりますが、対冲は残ります。



「感染者数の発表」や「緊急事態宣言」に反応して干合、玉堂星が調舒星に変化して
気持が表に出て、ツイッターに意見を載せる。運勢対冲という共犯を仲間に入れて
位相法は変わらないので、干合+調舒星破+調舒星害なら、犯人逮捕といってもいいでしょう。





5月24日(月)
        

        

それにしても、価値とは観点なりというのはその通りだと実感します。
算命学呪縛から解放されて改めて算命理論を観て行くと、
このままではいけないなという気持になりました。

別に啓蒙ということではなく、自分の問題として新たな視点で占いに取り組むべきだと
そういう思いが日に日に強まってきました。それにしても、気が付くのが遅すぎました。

何気に読んだスピノザが伏線だったとすると、そうした「出会い」ってあるんですね。
その時にはわからなくても、後で「あれが・・・」と思えるものがあります。
ものだけではなく、人も同じです。あの時の出会いが・・・

「その時にはわからなくても」というのは人生のいたるところであるんでしょう。
だから、やってきたものやふと興味を感じたものに入って行くのはいいことだと思います。
その時にはすぐに飽きたとしても(スピノザもあれからまったく関心がなくなりました)、
何かあるんですよね。
直ぐに別れた恋でも、意味はあるのでしょう。人生は示唆に満ち満ちている(^^)


★どう考えたらいいのシリーズ


命の運を観るということではなくて、運勢の影響について考えるというテーマです。
三浦健太郎さんは漫画家で、日本大学藝術学部美術学科卒。
代表作はダーク・ファンタジー作品の『ベルセルク』。



まず、3旬、4旬に大運天中殺があります。初旬は何もないので普通の大運天中殺。
30代から大運天中殺の勢いにのったと解釈されるところです。
ほんとうにそうか? 折に触れてこうしたことを検証して行こうと思います。

日芸入学後、少年マガジン第34回新人漫画賞入選作となった『再び』
及び『NOA』(『フレッシュマガジン』1985年第3号掲載)で商業誌デビューを果たす。

1988年、大学在学中にプロトタイプの短編『ベルセルク』を『コミコミ』11月号に投稿
1989年、卒業後に本格的に漫画家として活動を始める。『ベルセルク』を連載開始。
1992年以降は『ベルセルク』を『ヤングアニマル』で不定期に連載していたが、
完結の見通しは立っておらず、自身でも「死ぬまでに頭の中の全てを出せるのか」と語る。

「車騎星」大運の時、自我が空化されると、そこに天啓が降りて来る、と仮説しています。
三浦さんが漫画家として動き始めた2旬、天啓(車騎星)+職人技(天禄星)と読みます。
これは結果論的な答えですが、こうしたことを重ねていくと、予測にもなります。

大運天中殺が始まる前から、才能開花し、『ベルセルク』も書き始めています。
変剋律の影響は過去に検証した限りでは、まったくといっていいほど影響はないです。
そもそも異常干支=才能というのもどうだろう、という疑問も生れてきました。
変剋律に関しては無視していいと思っています。

大運天中殺は天中殺ですからあると思いますが、強運という考え方はどうかなと思います。
むしろ才能とか、自由に新しい何かを生み出す期間とか、そういうとらえ方をしたいです。



これがスタンダードな大運天中殺の考え方です。
三浦さんの場合、2010年から2014年の終り五年間が運の急降下現象が起こる期間です。
今回の出来事がこの期間だったら、大運天中殺のせいにされていたでしょう。

この間の詳しい情報はないのですすが、『ベルセルク』のwikiに次のような記述がありました。
『2011年、本作のすべての物語を映像化することを目的とした
 「ベルセルク・サーガプロジェクト」の一環で『黄金時代編』を
 3部構成の劇場アニメとして製作することが発表され、
 2012年から2013年にかけて随時公開された』

『映画3部作完結後はしばらく動きがなかったが、2015年12月に
 「アニメ新プロジェクト」が立ち上がり、2016年7月から同年9月までテレビアニメ
 第2作が放送され、2017年4月から6月までその第2期「次篇」が放送された』

大運天中殺の終り五年から次の明け年の始め迄、新しい制作にとりかかっていて、
グラフのような急落とはとても思えない活動をしていたと推測されます。
ただ接運も含めてこれまでとは違う流れになる変化時期という考え方はあると思います。
グラフの上下動的な考え方はやめて、気グラフ的な変化というとらえかたです。

変剋律は終わってから3年が急落となり、才能が消えてしまうといわれていますが、
まったくそれはありません。

三浦さんと同じ誕生日の人が3人います。

・1966年7月11日〜小阪淳【イラストレーター】
・1966年7月11日〜古川日出男【作家】
・1966年7月11日〜柳田 浩一【野球】

3人とも現在も活躍中です。

小坂さんは2008年までのデザインの仕事はwikiにありましたが、
その後、目立った活動はなかったようですが、2018年まではツイッターで
仕事のツイートをしているので、活動は続いていたようです。現在は不明です。

古川さんと柳田さんは年表ができます。

・古川日出男【作家】
1994年、『砂の王(ウィザードリィ外伝)』で小説家としてデビュー。
2002年、『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞・日本SF大賞を受賞。
2005年、『ベルカ、吠えないのか?』で第133回直木三十五賞候補。
2006年、『LOVE』で第19回三島由紀夫賞受賞。
2006年に入って「朗読ギグ」と呼ばれる自作の音読イベントを積極的に行っている。

2011年の東日本大震災以降は宮沢賢治をテーマとした鎮魂のための朗読ライブを展開し、
詩人の管啓次郎などとともに朗読劇『銀河鉄道の夜』ツアーを行った。
2014年、書き下ろし戯曲『冬眠する熊に添い寝してごらん』が蜷川幸雄演出で上演され、
第59回岸田國士戯曲賞候補にも挙がり、劇作家としての活動も本格化している。
2015年11月、『女たち三百人の裏切りの書』で第37回野間文芸新人賞受賞。
2016年2月、同作で第67回読売文学賞小説部門受賞。

三浦さんと同じ2旬にデビューしています。
細かいことは分かりませんが、グラフのような急降下があれば、記されたと思うので、
無事通過したと考えていいように思います。
大運天中殺で才能を開いたということはあったかもしれません。

・柳田 浩一【野球】
高校卒業後、ヤクルトスワローズにドラフト3位指名で入団。
1996年限りで現役引退。
1997年よりパシフィック・リーグ審判部に入局。
2007年は審判員奨励賞を受賞。
2010年に主任に昇進。
2014年6月、現役では15人目となる通算1500試合出場を達成
2020年6月、通算2000試合出場を達成した。

終り五年で主任に昇格して、大運天中殺終りの年には1500試合達成しています。
大運天中殺の影響とか強運とか、いわれているようなことは起こっていないようです。

運勢が何かをするってことはないと考えていいと思います。
もし大運天中殺があって、終り五年に運の急降下があることになっていますが、
wikiに乗らない程度のことなら、問題にもならないでしょうし、
載るほどのことなら起こっていないということで、
大運天中殺はもっと違った側面からの解釈が必要かなと思います。



また脱線しましたが、この運勢でお亡くなりになったというと、
算命学的にはもっともひどい運勢の時だから当然といわれるでしょう。
では、同じ誕生日の他の三人も、この20年間最悪の運勢を生きるのか?
それはあまりにもひどいですよね。

宿命に、午未がある人は子丑が対冲と害になります。子丑がある人は午未がそうです。
大運なら20年続くので、最悪の20年になるというのはあまりにもひどい話です。



前に、自叙伝的運勢検証でやりましたが、僕も丑ですから、午未の20年を経験しています。
12年に二年、天中殺の他に午未の年が害と対冲になり、
1年に6月と7月。どんな人でも害と対冲はきます。それでも続くと気が重くなります。
僕は若い時に20年間それを経験しています。

対冲は確かに変化がありました。公私ともに大きな変化でしたが、必要な変化で
それによって、別にダメージはありません。流れが変わったってことです。
害に関しては、今思えば、害だったからよかったと思います。

害の十年、怠けものの僕がもっとも身体を酷使して働いた時です。
また普段ならやらないであろうことを人に言われてやったりもしました。

これが害だからできたことです。運勢害は現実から自分を作る時です。
自分の幅が広がり、普通ならやらないようなことができます。
それはそれで、当時は大変さを感じた生き難い時ではありました。
体調を崩したこともありましたが、普段やらないようなことをやったストレスだと思います。
寝込んだわけではありません。
でもそれは必要かつ貴重な経験でもありました。結果的には害のおかげでできたと思います。

運勢位相法はもっと機能的に考えるべきだと思うのです。
散法×合法〇はもうやめたいと思います。

占「あれーー、あれあれーー、確か運勢に点数や〇×つけて、今日の運勢とかって・・・
  いまだにやってますよね。いかがなものかなぁ・・・いいのかなぁ・・・^^」



乙「だからこれは、これまでの成り行き上ですね。これはこれで参考にされている方もいて
  すぐに変えるっていうのも、簡単ではなくてですね、しどろもどろ、だから
  いわゆるひとつの・・・そのうち考えます(  ̄っ ̄)ムゥ 」



三浦さんの気グラフです。
対冲は変化、害は現実から自分を作ると定義すればそういう時期だということで、
良い悪いという発想はやめます。それでも問題が起こってしまうことはあるでしょう。
もともと自我薄で日干が弱い宿命で、水もありません。

前半20年は水が弱く、火の勢いが強いです。自分の旺地で打たれる日干もがんばれます。
40代から自我は急落、特徴としては宿命にない水性が強くなって徐々に火性が落ちてきます。
急性大動脈乖離というのがどの気の問題かはわかりませんが、血液はあるでしょうから
火性とすれば、2019,2020は生涯でももっとも火性が弱い時で、水が強くなります。

日干は強い時。そこから先は、占いには踏み込めないところですが、
運勢が病気を悪化させるとか、運勢が命を奪うとか、そういう考え方はなしにしたいです。

害は環境を受容して行くので例えば大気汚染やストレスの感じ方も大きくなるでしょう。
対冲は直接気のぶつかり合いがあるので、気で出きている肉体への影響はあると思います。
ただそれが病ませるわけではありません。壊れた気から病が出て行くこともあるでしょう。
対冲では反対の現象(好転する)もありうることです。

長くなりましたが、運勢のせいにしない、運勢を悪者にしない、
これを前提にして、位相法ももっと機能的にとらえて行きたいと思います。
簡単なことではないですが、試行錯誤しながら変えていきたいと思います。





5月23日(日)
        

        

★どう考えたらいいのシリーズ
その3



新垣結衣さんと星野源さん。
宿命をみる限りにおいては、ふたりともそれほど結婚には向いていない人たちです。
1つは2021年辛丑という運勢要因が大きいと思います。

相性をみてもそれほど強い引きがあるわけではなく、縁もありません。
地支相性は同じ支もあるし半会も二つあって、悪くはないです。

算命学の結婚相性では縁を重視します。
半会では弱くて、大半会なら◎。対冲はだめですが、納音なら縁になります。



同じ酉丑の半会でも天干が同じか違うかによって、縁になるかならないかが決まります。
これはまぁ算命学の根幹をなす考え方からきているものです。

地支を現実、天干を精神(神空間)としているわけですが、
現実が一致しても天が一致(それを認める)していないとだめってことです。
現実を作っているのは現実ではなく、天空間という考え方です。

これはこれでとても魅力的なもので、ここを基点にするから算命学はすごいのであり、
算命学が水戸黄門の印籠であり、算命学は天(神)のお言葉の代弁者であったわけです。

だから算命学に逆らうことなんてできないんですよね。
僕も今年まで、ずーーーーとそう思っていたので、こんな日記はかけなかったのです。
書かなかったわけではなく、根幹を逆転するなんて考えてもみませんでした。

天中殺が大騒ぎなのは、その地上を作っている神空間(神の意志)が消えるからです。
現実だけが置き去りにされた迷える子羊の時間帯だから、動くなってことになります。

でも今年アメブロを始めて、天地の成り立ちを書いていた時に、
天地をつなぐパイプが時間軸(空間ではなく時間)だということに改めて注目して、
そこから空間ではなくて、時間が主体なんだと考えられると思いました。

伏線はスピノザです。「無限の神には意志も目的もない」でもそれが存在を作っている。



それで逆転の発想で考えた天中殺図です。消えるのは神様ではなく人間空間のほうです。
これまでは神の意志の具現が人間世界と考えていたわけです。算命学もそうだと思います。

でも神は意志も目的もなく、存在のベースとしてそこにあるとするなら、
天中殺で消えるのはむしろ人間枠のほうだろうと思ったのです。
そしてその時に現れる神の無限存在は、宇宙(自然)の摂理。存在を足らしめている原理。
老子のいう混沌、名づけようのない何かです。

部分的には、キリスト教でいうところの楽園を追われた人間が作った世界が人間界です。
ただキリスト教と違うのはそこにある神の摂理は意志ではないし愛でもありません。
悪と共存できる人間主体の世界。その意味では、天中殺は楽園を想起できる時間帯です。

だから天中殺の時に、人間とは何か、人間の生の姿を感じることができるのだと思うのです。
俗にいえば、本音が出る時です。
人間社会を生きて行くうちに身につけた衣ですから、天中殺といえども全裸になることはなく、
その破れ目から本音が出る、本性が出る、そう考えるのがいいかなと思います。

日座天中殺も含めて、宿命中殺者はすでに自分の中に人間とは何かの答えを持っている。
本性を持っている。そしてそれで生きようとすると、既存社会では生き難くなるわけです。

あ、f^_^; また脱線しましたが、相性でいう縁とは、神空間の一致のことです。
それが現実を作っているという考え方からすると、共通の空間(天干)を持たない二人は
共通の現実を作れないことになります。だから縁のない夫婦は同じ目的の家庭を作れない、
となります。これはこれで、一理ある結婚観だろうと思います。

特に算命学の夫婦論は同じ目的にこだわりがあります。
算命学を信じている時は、それが家庭の真実の姿だと思い込んでいました。
親がいて子がいて、一つの目的に向かって夫婦が協力する。それが家庭です。
そこから派生した結婚相性です。

算命=真理 呪縛から離れると、なんて封建的な家族観なのだろうと思います。
でも算命空間で思考している間は、そういう疑問すら持てずに、
「そういうもの」として考えてしまいます。

宿命は干と支が一体となっていますが、働きは異なるし、
天干が宇宙空間と連動することは存在原理でしょう。後は神とは何かの問題です。
算命の神もあれば、スピノザの神もあり、キリストの神もあります。

相性で大事なことは、それがいいとか悪いとかではなく、
二人が作ろうとしている現実(結婚生活)と相性が一致しているかどうかです。
縁(天空間一致)がない夫婦なら、同じ目的で一つの生活を作ろうとしなければいいわけです。
それぞれ別々の目的を持ち、後は、子供とか身体とか生活とかで協力し合う、
夫婦の一体感を大事にしない結婚生活を作ればいいわけです。

神空間に意志を入れなければ、世界を作っているのは人間だという観点にたてます。
それでも縁の有無(精神の一致度)が大切なことは変わりないのですが、
神精神が現実を作っているわけではないとするなら、縁がないからダメではありません。

縁がないにふさわしい現実を作ればいいわけです。そこに相性診断の意味があります。
紙上の算命理論で善悪が決められないのは、相性だけでなくすべてにおいてです。
縁がないほうがうまくいくケースもあるってことです。

そうした視点でみても、新垣結衣さんと星野源さん、なぜ結婚したのかなと・・・
結婚するという必然性がどちらも薄いので、その疑問は残ります。

子供等の隠し玉がないなら、運勢の影響が大きかったということで
来年以降、どうなるのかなという懸念は残る二人です。





5月22日(土)
        

        


★どう考えたらいいのシリーズ
その2

相性診断の①に個別の宿命を持ってきたのは、新垣さんのような宿命だと、
相手が誰であっても、結婚の難しさがあるからです。

でも、相手の宿命が受容力が大きかったり、相手に任せるタイプだったら、
新垣さんの宿命でも、やっていくことは可能だろうと思います。



配偶者をみると、月支に正干。隠れているのでなかなか本命に出会えない形。
でも年支に偏妻が二つあるので、、、、と思いますが、この禄存星は調舒星とセット。
天干も地支も調舒星禄存星が陰陽和合してつながり、この二つの成り立ちが大事です。

なので、庚に妻や恋人を入れると、感情がそこに向かってしまい、丙→己→庚、
これは身が持たないのと、二連の意味「人が喜ぶようなことをする」が
恋人が喜ぶようなことをするに変わってしまい、役割で使いにくくなります。

仕事場(社会生活)要の庚には人をいれたくありません。
とはいえ、同じ職場で働く人なら恋愛に発展する可能性はあります。
職場恋愛から正干の妻へと移行して結婚は考えられます。

その場合、恋愛と結婚で変わる相手に違和感が生まれたり、
妻と家庭の関係は害で、思い通りの家庭が作れないことになります。
男性の場合、家庭に特にこだわりがなければ、むしろ害は受容力として有効に働きます。

不満があっても受け入れることは可能ですが、この害に調舒星が3つ絡むので
こだわらないでいられるとも思えません。害と調舒星の同居は大きな矛盾です。
自分から結婚したいとは思わないんじゃないですかね。
積極的な相手か、運勢要因か、後押しが必要です。

新垣さんよりも向いていない。向いていない同士で・・・それならするなよってことで、
後は子供ですね。新垣さんも夫よりも子供の宿命です。

二人だけなら結婚の意味はないように思える二人の宿命です。

結局新垣さん主導で家庭を作って、星野さんはそれを受け入れて、、、と想像します。



こういう時に運勢が役立ちます。どういう状況で結婚したのか?
結婚という料理がどういう材料で成り立っているのかを観るってことです。
材料が結婚を成立させているわけではありません(くどいですが^^)。

星野さんは宿命の中核で隠れていた本妻辛が運勢で浮上して、その気になりやすい時です。
新垣さんは自分の座下(夫の場所)の気辛が浮上して禄存星愛を発揮して半会です。
仕事が破で心が害。心の害は仕事破の連動でしょうか。事務所を辞めています。

星野さんは精神は干合していて現実は害。受け身の結婚を物語っています。



前もちょっとブームになりかけて、大変なので止めましたが、やはりこれですね。
運勢をどう解釈するのかっていうのは、ここにたどり着きます。

五柱推命! 四柱推命よりもすごい(*^ 。^*)
これなら運勢が現実を作る、ではなく、運勢は日干が現実を作る材料で、宿命の一部です。



宿命と運勢を比較して、単純に気の数を出しただけでも、
星野さんの今年は司禄星と牽牛星がポイントになることがわかります。
全部の気を入れても、この時期、入力がないっていうのも特殊ですね。

現実前進力(禄存星司禄星)は宿命の倍あるってことで、積極的に動きます。
これに位相法を加えれば、総合的な運勢判定ができそうですね。
位相法をもっと見やすくして、エクセルで運勢用ページを作ってみたいですね。
(;´Д`) うぅっ。。  今でも時間が足りないのに・・・難題です。。。。

でも運勢問題の帰着点は五柱推命ってことになりそうです。

占「どうしてそう脱線するんですかねぇ。相性診断に何日かけてるんですか!
  一度自己分析して治したほうがいいですよ。明日にしましょう ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ 」

 m(*T▽T*)m オ、オユルシヲ・・・





5月21日(金)
        

        


★どう考えたらいいのシリーズ


逃げ恥婚? 駆け落ちでもしたのかと思ったら、共演したドラマのタイトルだったんですね。

占「(-.-)/ 質問! 相性診断の前に質問なんですが、運勢が現実を作らないとすると
  もしかして、相性も関係を作らないんですかね」

乙「もちろんそうですよ。相性が関係を作るわけではないです」

占「よくも平然とそういうことが言えますね。じゃ今までの相性診断はなんだったんですか。
  なかったことにはできないでしょう。説明してください!」

乙「運勢が現実を作らないってことは、運勢がないってことではありません。
  相性診断は有効ですよ。診断ですから。どういう関係で成り立っているのかは
  相性診断で観ることができます。でも干合が二人をくっつけるわけではありません。

  同じ空間で働く同僚やクラスメイトの宿命を観れば、干合支合や大半会相性や
  律音縁だったり納音縁だったり、強い縁の人たちが必ずといっていい程いると思います。
  もし相性が(気が)勝手に干合したり大半会するならみんなカップルになるでしょう。
  でもそうならないのはなぜ? 運勢が同じなのに現実が違うのはなぜ?
  それは気を現実に変換しているのが、日干だからです」

占「では、相性診断も運勢判定も役に立たないことをやっているってことですか?」
乙「それは違います。全く違う。料理のレシピ本と同じだと思っていいでしょう。
  この材料でこうすればこんな料理が出来ます。煮過ぎるとまずいですよ。
  これが欠けると味が落ちますよ。こういう料理ならベストですよ。がわかります」

占「でも気が勝手に料理を完成させる(現実を作る)わけではないってことですね。
  なんとなくわかったようなわからないような・・・
  では新垣さん星野さんの結婚診断をやりながら説明してもらいましょうかね」



この他にも重要な技術として天中殺相性、陽占(星)で観る相性などもあって、
どれを重視するかは占者によって変わってきます。

また相性以前の問題として、個別の宿命の配偶者事情、家庭の位相法、運勢なども重要です。
運勢も宿命と同じです。どこを使ったのかってことです。

半会支合の結婚もあれば、干合もあるし、害や天中殺の結婚もあります。
それは運勢が結婚させたのではなく、そういう運を使って結婚したってことです。

個人的には、①個別の宿命 ②領域図 ③縁の有無 ④地支相性 こんな順番です。

相性が勝手に関係を作らないとすると、そもそもの宿命の結婚事情はとても大事なことです。
離婚する人は相手の問題ではなく、自分の宿命に結婚を完遂する形を持っていなかったり、
配偶者中殺があったり、つまり、自分の宿命の問題が大きいってことです。
相性診断はまずここから始める必要があると思っています。

ただ占いの学習は単元的にやっていくので、相性診断は相性診断として学びます。
総合的な観方は各自が工夫してやるしかないんですよね。



新垣さんの丁酉は辛卯とともに1気しかない座下を激剋しています。
座下は家庭の場所であり、1気は配偶者の場所の気です。「夫」の場所を激剋する妻です。

これは夫をだめにするわけではなく、禄存星ですから、愛情を注ぐことになります。
禄存星はそうした今を持続させるのと、自分が取得するわけではないので、
この形は見かけ上は相手に尽くす形になります。あ、見かけ上ではなく、尽くす形です。

見かけかどうかは自我の強さによるんですよね。自分が強いと自分を満たす愛情になります。
しかも調舒星中殺+支合があるので、自然に思い通りに事が運ぶような生き方になります。

天干の調舒星と中殺調舒星を一つにするためには、地支の辰と午が協力しないとだめです。
午の貫索星と辰の調舒星中殺は和合性があるので、この二連を成立させる事でしょう。
この調舒星中殺は支合の二連にも影響を与えます。



「個人感情」と「個人では使えない感情」とを一致させるのは、女優向きといえるでしょう。
それを人に喜ばれる形へと支合すると読めます。

占「そんなことが相性診断に関係あるんですか? 寄り道するからやたら長くなるんですよ。
  もっと要点をまとめてわかりやすくやってください」

これが大事なんですよ。家庭と中殺年干支が一致してるわけですから、
そしてその中殺仕事場に夫がいて、家庭と支合するわけですから、
家庭も仕事も自分が思い通りにやりたいってことです。でも中殺があるので、
それが難しい意味もあって、見かけ以上にストレスが大きくなる宿命です。

車騎星中殺夫は口説かれると割ともろい所があります。男性遍歴は多くなります。
車騎星中殺が恋をするわけではないので、誰もが恋多き女ってことではないです。

でも実際に恋愛遍歴が多くなる車騎星中殺はあります。当たることが多いです。
車騎星中殺が現実を作らないからといって、車騎星中殺所有宿命の人が
異性関係が多いってことはいえないってことではないです。それをいうのが占いです。
何を言いたいかっていうと、主役は車騎星中殺ではなく、あくまでも日干だってことです。
算命理論は、まるで算命学が主役のように語られているので、それが嫌だってことです^^

加えて、夫が戊(別の女性)と外で暗合しています(年支辰の戊癸暗合)。
こういうのって、宿命がそうなっていると、本人の無意識にも反映して、
嫉妬深かったり、疑い深かったりします。でまぁ実際に浮気の心配はあります。

ただ中殺が緩和効果をもたらす可能性はあります。
自分の干渉を嫌がるのが中殺ですから、純粋に役柄に注力する仕事能力で使いそうです。

とはいっても、気にはなりますね。これで結婚生活がうまくいくのかって。
相手次第。この相手次第ってところが宿命から見た相性の要素になります。
占「もう、疲れたから明日にしましょう  」





5月20日(木)
        

        



これは算命学の話ではありません^^ 
僕もずーーーとガラケーを使っていて、あと2年で終了すると通知が来ました。

2年後は呆けている可能性もあるので、スマホにはしないつもりです。
昭和世代ってことかもしれませんが、文明の利器になじめません。

占「コンピューターは最大の文明の利器でしょう。それは使っているのに、、、
  たんなる偏屈爺さんです」

あ、コミュニケーション手段としての文明の利器ですね。
ズームもできませんし、というか、やりたくないし、
そもそも電話で話すことも得意ではなく、電話占いもやったことがありません。
自分から電話をかけることはよほどのことがあっても、ないです(笑)

宿命からは探れませんが、、、なんというか、、、
コミュニケーションそのものが苦手(-_-;) なので、間接対話はよけい苦手。

メールは相手と話しているという感覚がないので最善です。
日記やブログを書いているのと同じです。

占「人として根本的に何かが欠落していますね。一度診てもらったほうがいいですよ(^^)v」


★初旬天剋地冲の有名人



竹村健一さんはジャーナリスト、政治評論家。
遅い大運入りで、10代に天剋地冲が来ています。

これに該当するのが、『中学校の1年生の時に、父の実家に引っ越す』
引っ越しが一つ。

『旧制姫路高等学校文科甲類(現:神戸大学文学部)に入学するが、学制改革により
 翌年新制京都大学に編入。アメリカ・フルブライト財団主催の
 フルブライト奨学金制度の第1号として、アメリカ合衆国のシラキュース大学、
 イェール大学、ソルボンヌ大学(旧:パリ大学)で学ぶ』

これが天剋地冲かなと思ったのですが、留学は1950年からの自刑に該当するようです。
丁度終戦の混乱時ですから、学校制度が変わったり、変化はあったでしょう。
いずれにしろ、大事件は起きていないようです。普通の対冲でいいと思えます。

約束事では、天剋地冲と2、3旬の大運天中殺で40年干の強運人生です。
1955年から英文毎日の記者を経て、
1963年に新日鐵グループの山陽特殊製鋼へ入社し調査部長となる。
1964年退社。追手門学院大学英文科助教授、拓殖大学客員教授などを経て、
マーシャル・マクルーハンのメディア論の紹介で注目されて文筆活動を始める。
並行してテレビ・ラジオにも出演。

1978年(48歳)テレビ「竹村健一の世相講談」司会。
1979年(49歳)テレビ「竹村健一の世相を斬る」司会。
1992年(62歳)テレビ「報道2001」コメンテーター。

履歴しかわからないのですが、確かに有名人になりましたし、成功者の履歴です。
大運天中殺の後押しがあったから、といわれれば否定はできませんが、
竹村さんの個性と能力を考えると、そんなものなくても、やれただろうとも思います。

少なくとも、天剋地冲や若年の大運天中殺がマイナスに働いていることはなく、
パターンを作って、強運期間を作って、当てはめていくのは、
多くの成功者には当たるのでしょうが、根拠が薄弱なことと、
成功者にとって3旬からの20年~30年は誰でも活躍所になると思えます。

以前見た、早いデビューのアイドルたちは、現代の特色として、
3旬という区切りとは無関係に名を成しています。
どうみても運勢の決まり事が現実を作っているとは思えません。
少なくとも、大運天中殺や初旬の約束事や移動条件など、紙上の論理としか思えず、
「誰かが作った」ことのように思います。発見された真理ではないでしょう。

結局、いろんな人生があるってことで、強運てなんだってこともありますよね。
名を成すことを一つの目安として観てきましたが、
一般的にはそれだけが強運ではないでしょうし、出世すればいいのかってこともあります。

そうやって考えると、運の良し悪しや成功不成功って、一つの見方でのことです。
お金や地位や知名度をものさしにしてのことです。偏差値で測ることと同じです。

人生って、そういうものではないように思います。
違う物差しを使えば、運勢から現実を観ることの意味はそれほどありません。

天中殺もそうですよね。知っている人と知らない人と、どんだけ差がつくのでしょう。

ということで、運勢検証はもう僕的には結論が出たということで、
やはりすべては宿命にあるという考え方で、
★どう考えたらいいのシリーズ をやっていこうと思います。





5月19日(水)
        

        


★どう考えたらいいのシリーズ


今月の17日、感染者が激減したところで、『尾身会長は「すぐに解除の誘惑に駆られる。
そこを我慢することが次の光につながる」と慎重なコメントを出した』

会長とは、政府のコロナ対策分科会の会長のことで、尾身さん自身は医師であり、医学者。
世界保健総会会長などを歴任した、71際の方です。
見方によっては、40際の国際政治学者が揶揄できる相手ではありません。
それをばっさりと名指しで切り捨ててしまう宿命とは?



入力がないですね。これが主犯でいいでしょう。
入力なしは、自分の思考を交えないで、出力(感性表現)を発揮します。
自刑も含めて現実の場所にすべて出力があり、年干にも調舒星。
空化がむずかしそうな己土ですが、一点の車騎星が隙間を作ります。

これらはすべて、私心でものを観ない人を作るためのものです。
バランスよく鳳閣星調舒星が2つずつ。しかも旺地の金性で同質&強い感度です。
加えて、火性が金性を変形させないので、あるがままの真実を観る構造があります。

常識やスタンダーどという入力ラインをもたないために、
時に目上(入力)への礼儀を欠いたり、表現に常識的な配慮を欠いたりはあるでしょう。

でもシンプルな正直さで、固定観念を持たずに、その時の自分の最大値を出力できます。
こうした物言いが誤解を生むのですが、それは社会スタンダード的な見地からの批判であって
役割論からすれば、彼女なりの役割を果たしていることになります。


この時に、水剋火がないので、80%弱の火性があれこれしゃべってしまう。
といういい方をしますよね。でも実際は火剋金がないんですよね。

玉龍が水性の星だからということですが、これって、時々混乱します。
陰占で語るか陽占で語るかってことなのでしょうが、そもそもなんで玉龍が水性?



自然というのはこのように配置されていて、10干もそれぞれの自然の場所があって
だから水性は北の場所にあって、それが龍高星・玉堂星だってことです。

でも玉龍って、癸壬が玉龍ってことではないんですよね。これは陽占ですから日干が必要です。
癸壬が玉龍ってことは日干は木性です。

甲か乙ですが、代表は甲なので日干甲の時に水性は玉龍になります。
でもそれなら、日干は真ん中に来るべきでは、と思いますよね。
自然の中に日干(人間)を設定した星を書くことは不自然です。



これが人間的配置図です。日干が中心。
木と土が入れ替わっただけですが、各場所の相生相剋関係はガラリと変わります。
最初の図が自然だとすると、こちらは、人間社会的な図です。
通常占なう時は、意識しなくても、八門気図で占なっています。
これは日干が木性なので、北に玉龍は水性ですが、日干が変われば性も変わります。



これは三浦瑠璃さんの八門気図。日干が己なので、土性が真ん中に来ます。
これに数理法の数値を入れてバランスをみます。

木と土の間に火性、土性と水性の間に金性を入れると、僕が使っている図になります。


これは八門気図を平面的に書いたものです。

これでなぜ玉龍を水性と呼ぶのかですよね。自然気図で玉龍は北の水性の位置にあるから。
八門気図でも玉龍は水性の位置にあるのですが、これは木性を主体に考えられたものです。
日干土性なら玉龍は火性です。玉龍は陽占では水性といいますが、疑問はあります。

また、どうして玉龍が習得力や学習力になるのかは、北の本能が習得本能だからです。
水性にそうした本能があるというのは、定説ですからそうですね、となりますが、
陽占は日干が変換して生まれた星ですから、日干が木性なら習得本能の意味でいいですが、
日干が土性なら玉龍は火性から生まれるのですから、習得本能ではないのでは? 
という疑問が起こります。だから相手干別とか神干星意味とかがあるのでしょう。

でも、それとても玉龍は知恵とか知性とか習得力というベースは変わっていません。
よく考えると、もともとは日干木性を前提に生まれた水性=玉龍です。
しかも、本能がベースになっている星意味です。本能が才能や機能に置き換わっています。
これはこれで一つの見方ですが、違う解釈もできると思うのです。

一度斜めから見るようになると、これまで当たり前だった算命理論に疑問が出てきます。
またまた学習課題ができてしまいました。

入力のない三浦さんはというと、

『2001年4月に東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|農学部生物環境科学課程・
 地域環境工学専修 へ進学する。
 2004年に著した「『日本の国際貢献のあり方』を考える」で自由民主党が主催した
 第1回「国際政治・外交論文コンテスト」で総裁賞を受賞 し、3月に農学部卒業。
 4月に東京大学大学院公共政策学教育部(公共政策大学院)専門修士課程へ進学し、
 国際政治学者の藤原帰一の下で学ぶ。2005年、防衛省・自衛隊主催
 「安全保障に関する懸賞論文」で優秀賞。
 2006年3月に修士課程を修了して公共政策学修士(専門職) を授かる』

玉龍がなくてもこれだけのことができます。これは知性ではないんですか?
習得力ではないのですか? といいたくなります。

これまでは、玉龍がなくてもできるという位置で考えてきましたが、
むしろ、本当に玉龍は知性や習得力を発揮する星なのかという疑問が生まれてきます。
すべては木性基準の本能ベースの星解釈に起因しています。
そもそも根本から考え直す必要があるようにも思えてきます。





5月18日(火)
        

        

算命学を一生懸命勉強している時は、算命学が水戸黄門の印籠でした。
自分がそれを手にして、活躍する日を夢見て学び続けることができました。
「この紋所が目に入らんか! 算命の神はすべてお見通しなのじゃ!!」

途中、無料で友人や他の人を占ったりもして実践訓練も積んでいたとき、
思い通りにいかなくて、他の占術で補おうとして、数秘術やマヤ暦占いを独学したり、
ヨレた時期もありましたが、結局どれも納得できる精度を持っていないと感じて
もっと算命学を勉強しようと思いました。

これってなんか、自分が算命学に使われているって感じだったのですよね。

だからなんか楽しくなかったんです。それでも十分に当たる占いであるなら、
自分は仲介者でいいと思っていました。算命学の答えを相談者に伝える役割です。

占いはそういうものだと思っていました。自分がどうこうできるものではない。

でも他の学問は、普通は学んだものを身につけて、それで自分が生きて行くんですよね。
主役はあくまでも自分で学問は自分の栄養です。学者になる場合でも同じでしょう。
学んだことに自分なりの学説を加えて世に出して行きます。
すでにあったものをそのまま紹介しても学者にはなれません。

算命学は占いのツールの一つだからというのであれば、当たらないことがあるのが占いです。
当たらなかったことを気に病むこともないです。イチロー選手だって無安打の日があります。

でも算命学は宇宙の真理を解いた学問という位置づけで学んでいますから、
7割りの確率であったとしても、それは真理を解読したことにはなりません。
だからこそ、水戸黄門の印籠足りうるわけです。
水戸黄門が年中間違えていたら、水戸黄門シリーズは10回目で打ち切りです。

だれも占いをそんな大仰な位置づけにはしていないのかもしれませんが、
そう思うからこそ、飽きっぽい僕でも、ここまで続けられてきたのだと思うのです。

最近、考えが変わってきて、算命学は水戸黄門の印籠ではないと思えてきました。
他の学問と同じように、自分の考えを加えて、でも算命学を損なうわけではなく、
自分なりの新しい思考を加えて行く。学問てそうやって進化してきた一面はあるでしょう。

少なくとも、人の未来を言い当てたり、運命を予言したり、
それができるツールではないと思うようにしました。

人間を知る。
心理学や精神分析に近い分野として、もっと算命学を身につけたいと思いました。

というわけで(笑)
★どう考えたらいいのシリーズ


アンジェリーナ・ジョリーさんはアメリカの女優、映画プロデューサー、モデル。
過去3回結婚し3回離婚、3回目の夫は話題になったブラッド・ピットさん。
養子にした子も含めて6人の子供がいます。

『デートする新しい男性を探すのに、これはノーだというリストはあるかと聞かれた
 アンジェリーナは、「こういう人はダメというノーの長いリストが多分あるの。
 なので長いことシングルよ」と答えた』

問題にすべきところは、「こういう人はダメというノーリストがある」というところ。
これが宿命ではどう表れているのか? です。



まず、特徴をみます。辛巳の律音があり、出力がゼロ。この二つが大きな特徴。
日支では、母と兄弟または別自我と夫という主要メンバーが並んでいます。

『生後間もない1976年に両親が別居した後、ジョリーと兄は母親に引き取られた。
 母親は演技の仕事に関わる夢を捨て、子育てに専念した』

父干は水ですがこれがないので、年干の乙(場所でとる父親)です。
母の影響が大きいというのはその通りです。
両親の離婚でも、仮干ですから父の影響は軽微でしょう。

『父親(ジョン・ヴォイト)の影響は全くなかったと語っている』

何度もいってきましたが、出力がない女優や作家はたくさんいます。
調舒星鳳閣星だけが表現のできる星ではありません。

さて問題の夫ですが、こういう人はだめリストがあるというのはどこに表れるのか?
これはちょっと簡単すぎましたね。巳の比和が主犯で、これは単独犯でいいでしょう。

こういうのも難しく考えないことです。比和とは何かを辞書で引かないで原理を考えます。
その時に大事なことは「場所」です。
日支は日常現実・家庭、月支は心・立場、年支は外・社会・行動

算命学の有効性はこの場所の理論が明確なところにあります。

日月の巳比和では、心の夫と家庭の夫が自然に一致しているのが宿命の姿です。
結婚すれば目の前の夫が自分の気持と一致していないとだめです。
これがノーリストに書かれていることだろうと思います。
些細な違和感でも毎日になると駄目なんですよね。

なぜだめかというと、比和は自然に一致しているので、それを調整する働きがありません。
だから先に不一致がないかどうかをチェックします。
それでも離婚してしまうのはなぜ?

理由の一つは外(仕事場)でお気に入りの夫でも家庭では違うことがあります。
私生活で隠れていたノーリストにあることが表れると、それだけでだめです。

もう一つは巳の気の構成にあります。



巳は表の星がなんであれ、中元の「庚」に注目します。ここに気が集まります。
母からの気を受け、夫からは激剋され、というのが庚の姿です。

辛巳の場合、庚は石門星。家庭の場では現実の自分(別自我)です。
母の影響は名実ともに強く、夫からは激剋(禄存星愛または車騎星打)です。
夫の愛情に変化が感じられると、自分を思っての激剋ではなく、
自分を鞭打つ車騎星打に感じます。心の庚は愛されている(愛されたい)庚ですから
心と現実の違いには我慢できません。
一致させるためには、愛されなくてもいい庚を作るしかないです。
それができなければ、その現実を変えるしかありません。離婚です。
律音の場合はより強く出ます。

比和離婚とか比和ゆえに気持の保ち方が難しいとかはあるんですよね。
辰亥午酉の自刑でも原理は同じでいいと思います。

『ジョリーは10歳代から20歳代の初期にかけて自殺傾向のある鬱状態に悩まされた。
 彼女の母親の収入は少なく、つましい生活であったので、裕福な学生の多い
 べバリーヒルズ高等学校の中で孤立したように感じ、さらに、極端に痩せていたことや、
 眼鏡、歯列矯正の器具などを着用していたことで他の生徒からからかわれこともあった。
 彼女は他の人達と心を開いて付き合うことに困難を感じ、その結果、自傷行為を始めた。
 当時のことをジョリーは「ナイフで自分を傷付けると生きているという実感が沸き、
 開放感に満たされ、なぜか癒しのようにを感じるのです」と振り返っている』

これを辛巳の異常干支のせいにすることはできるでしょう。
『貧しかったり底辺の家庭環境だと出やすい。経済的知的な環境だと出ない。庶民ほど出やすい』

これでも算命学はすごい、当たっているになります。
でも貧乏な辛巳は少なからずいます。みんながこうした異常行為にでるわけではないです。
それに、こうした古典的言い伝えのような干支論(三業干支などもそうですが)は
古典的言い伝えとしての了解をするほうがいいようにも感じます。
仏滅に結婚式はよくない、みたいなものです。

ではなぜ、自傷行為が癒しになるのか? これを比和の逆にあてはめてみます。
心と現実の不一致に耐えられないわけで、現実を変えることはできないし、
心の持ち方を変えることもできません。そういう調整作用がないんですよね。
現実も心も変えられない不一致感はずっと自分をイラ立たせ気が狂わんばかりにもなるでしょう。

そこでできることをします。現実の庚を心の自分にふさわしい自分にする。
傷ついてどうにもならない心の自分と同じ現実を日支の庚に与えます。
肉体の自傷は傷ついた心と一致する。逆説ですが、こうすることで一致感を得て、
それが自虐的な癒しになったのではと推測することは可能なような気がするのです。

これはこれが正解といっているわけではもちろんありません。
仮説です。仮説を立てておくと、次に似たようなケースが出てきた時に比較できます。
そして、同じような解釈で解けるケースが増えてきたら、
仮説を定説へと昇格させることができるように思うのです。
原理は自分の考えではなく、宿命にあり比和の働きにあるわけですから。





5月17日(月)
        

        


★どう考えたらいいのシリーズ


『「すいません、失礼しました」と謝りながら席に戻ってきた広瀬。
 「テンション上がると汗かいちゃう」とメイク直しのために席を外したことを明かした』

これだけの話なのですが、本番中でもメイクを直そうと思うと、即行動にでてしまう。なぜ?

番宣のためのやらせもありそうですが、一応、信じることにします。
広瀬アリスさんは女優、モデル。妹さんも女優・ファッションモデルで広瀬すずさん。



辛未も日支が龍高星・禄存星・車騎星ですから、目の前の今に反応します。
これは伏線としてはあるとは思いますが、客観性はあるので、
みんなを待たせることを忘れて、慌てふためく行動はこれだけではとらないでしょう。
エネルギーも天堂星ですから、日干支からは自分勝手さはみえてきません。

もともと広瀬さんは汗っかきで、メイクがすぐに落ちてしまうという体質らしいです。
とすると、それを何時も気にしているというのはあるでしょう。
気にする→出来事に過敏に反応する→見境なく行動に移る。

このあたりを手掛かりに、星や位相法で犯人探しをします。
「気にする」害も刑破も、気にするというよりは気が付いてしまうでしょう。
刑破は行動(年支)と結果(日支)の関係で発動します。

天干は司禄星中殺なので、通常は慌てふためくことはないと思いますが、
問題に気が付くと、それを是正するために行動するのは日年の庫気刑破ですから、
これは共同正犯、共犯者の可能性が高いです。
でも、あっと思ってすぐに動くのは司禄星中殺のイメージではありません。

これが調舒星中殺とか車騎星中殺でしたら、まさに、なのですが・・・
と推理して行くと気が付きます�ヾ(≧∇≦*)/ わかったー

丙と辛が干合すると、日干は癸になって月干は壬。年干の甲は司禄星から調舒星へと変わります。
位相法は変化しないので、干合すれば、調舒星と日年の刑破で、
気が付くと、調舒星が過敏に反応して、行動に転じます。



干合すると、20・49・11という宿命に変わります。

干合と干合変化は混同して考えられていますが、実際は異なるものです。

牽牛星を燃焼する時は干合和合しますが、辛と丙はそのままです。それが牽牛星。
干合するたびに変化していたら、何時も左の別人を生きることになり、
牽牛星を発動するつもりが、石門星を動かすことになります。そうはなりません。

ではいつ起こるのか。算命学には明確な定義はないのですが、
青龍館では、干合は必要な時に起こる。危機管理変化としています。

広瀬さんが番組ではしゃぎすぎて、汗をかき、あ、メイクが崩れると危機を感じると、
辛は癸に代わって、守りの自我が強くなり、調舒星+刑破が発動して、
後先を考えずに、動いてしまう。そしてその時調舒星と刑破を動かすエネルギーは天南星。
反応が早く、直ぐに行動に移す直進傾向を持っています。



線を入れたら見難くなってしまいましたが、そのくらい変化があるってことです。
大きい変化は車騎星が半減して日干陰陽がほぼ倍化。ゼロだった調舒星が10%アップ。
安定させる玉堂星と司禄星が消えて、鳳閣星も半減、禄存星が倍加、龍高星が1.5倍。

禄存星龍高星が強かったら外科医を連想します。目の前の問題をバッサリ切ります。
制御が弱くなった自分が調舒星で反応して、刑破と外科医ですぐに問題解決に走ります。
干合は瞬間反応ですから、変化した途端に、行動に移っています。

犯人は干合変化と日年の刑破が主犯、変化した日干(変化星)と害が共犯となります。
一件落着!


★初旬天剋地冲の有名人


月岡夢路さんは女優。宝塚歌劇団(娘役)卒業。



『広島県で薬局の長女として生まれる。県立広島高等女学校在学中に小夜福子の
 宝塚少女歌劇団の舞台を観て、感激して宝塚少女歌劇団に入団することを決意する。
 反対する親を説得して女学校を中退した後、1937年、宝塚音楽歌劇学校に入学。
 宝塚歌劇団27期生。宝塚入団時の成績は93人中27位』

天剋地冲は精神は自分が前に出る禄存星。エネルギーは自由な天馳星。
現実地支は車騎星に使命感が入って自分を激剋して動かします。
舞台をみて感激して、親の反対を押し切って(支合二つ)宝塚へ入団。

このように解釈すれば、天剋地冲の説明になります。
害は親の反対でしょうかね。宿命の支合と矛盾する運勢で葛藤はあったでしょう。
2旬になると、親を説得して宝塚へ向かいます。金性(車騎星)が強い運勢で、
天報星の変化をあてはめれば、運勢解釈はできます。
特にそれ以上に波乱があったという記述もなく、普通の運勢解釈ですみそうです。

1940年、宝塚歌劇団在団中に宝塚映画『瞼の戦場』の主演で映画デビュー。
1942年、『新雪』で水島道太郎と共に主演して大ヒットを記録した。
1943年、歌劇団を退団した。その後は大映に入社。
1947年、松竹京都に移籍し、松竹でもトップ女優として活躍。
1951年、軽喜劇『東京のお嬢さん』のため渡米した。
1952年、渡米前まで同棲していた岩井庄蔵が独断で入籍して夢路の家を売却し、
    別の女性と行方をくらまし、告訴騒動となる。
1953年、『第3回NHK紅白歌合戦』に初出場し、「新雪」を歌唱した。
1955年、製作を再開したばかりの日活に移籍した。
1957年、井上梅次監督と結婚した。
1959年、フリーとなる。以後は出産・育児や家庭のため出演数をセーブしながら脇に回り、
     映画やテレビドラマ、舞台で活動した。
1971年、乗り合わせた車が交通事故に逢った際、顔に深刻な傷跡が残るほどの怪我をして、
     自身と夫の高齢に伴い、活動ペースを縮小していった。

宝塚時代の2旬の終りに映画デビューして主演作がヒット名を成しています。

大運天中殺相当の現象といわれる20年間と活躍気は一致していますが、
すでに2旬でこの道に入っているわけですから、その流れからの活躍とみる方が自然です。
大運天中殺相当の強運のおいかげとは言い切れません。

途中結婚して出産もしていますから、大運天中殺の勢いだけではなく
女優として順調に自分の道を生きたともいえます。

例えば、初旬が天剋地冲でなく普通の運勢だったとしても、活躍はできたでしょう。
20代、30代に人気が出たわけですが、半会が続く運勢ですし、
3旬目から日干の死地が終えて、自分が強くなっています。



緑が自分の気です。宝塚を辞めたのが秋の終り。そこから徐々に日干(緑)上昇、
それに従って女優としての道も開けて行き、トップスターになります。
そして、日干が最低の位置に来た時に、結婚してその後出産。

しばらく家庭と女優を両立させていましたが、1971年の事故で、女優業を控えるように。
事故の1971年も運勢的には事故が起こる運勢ではありません。
運勢が現実を作るわけではないです。

強運がどうこういうよりも、こうして気の動きをみながら、トレースして行く方が
生きている人間を占なっているという実感が持てます(^^♪





5月16日(日)
        

        


★どう考えたらいいのシリーズ^^


『「NEWSポストセブン」が報じたもので、鷲見アナが交際するパイロットの男性と
 時短営業要請の午後8時を過ぎても居酒屋に滞在し飲食していたことなどを伝えている』

どうでもいいニュースなのですが、軽率な行動をとってしまう宿命とは?を考えます。



鷲見玲奈さんのとった「軽率な行動」まず、これがどういうことかを考えます。
算命学は考える占いなのです。 

『物事を深く考えずに軽々しく行うこと』辞書的にはこうなっています。

深く考えない=玉堂星龍高星がない 犯人確保!!

でもこれは誤認逮捕です。深く考えない人が局アナやキャスターにはなれません。
玉龍なしは、表現することにバイアスをかけないことが大きな働きです。
必要な思考は必要なだけちゃんとできます。

94%が自我と自分が前に出る構成になっている。
これは影響があるでしょう。主犯ではないですが、共犯確保でいいと思います。

禄存星+半会。愛情が盛り上がってしまう。
これは主犯っぽいですよね。
でも証拠不十分で裁判では無罪かもしれません。
言語支は甲主張するでしょう。「禄存氏の愛情は自分が取得するためではありません」

では自分が取得する司禄星主星が怪しい? あ、司禄星と禄存星が半会で一つになる!
と、どんどん犯人を追い詰めて行きます。
司禄星の意味も禄存星の意味もわかるですが、半会で一つになるとどうなる?

ここで二連変化を使います。
二連変化もいろいろな解釈があって、正解が難しいのですが、試行錯誤しながら
作り替えて行っていいと思います。



表に出ている星でも司禄星禄存星が二つ。日年の半会でも一つ。計3つあります。
すぐに星の意味を連想しないで、司禄星禄存星は東の前進の場所を定位置にする星で
東西は現実を作る場所なので、「陰陽の現実前進力」という基本的な解釈をします。

積極的に現実を前に出て行く傾向の強い人。という答えが出てきます。
天干にもこの二つが載っているので、かなり強い傾向になります。
「自分に正直。思い込むと止まらない。やりたいことをやる」これは犯人っぽいです。

「自分に正直」みたいな中途半端ないい方をしている時はだいたい悪口です(笑)
「やりたいことをやる」やりたいことをやるからといって自分勝手とは限りませんが、
自分に正直になると、だいたいはわがままさや自分勝手がでるものです。

で、マイナスの答えがでたらプラスも考えます。なんのためにあるのか?
「仲介能力」「無から有を生む能力」で、なぜ禄存星と司禄星からこういう答えがでるのか?
こうやって次々と考えていくことが占いをおもしろくして、理解を深めるのです。

この仲介能力は、禄存星も司禄星もお金に関係するところから来ています。
「現実の利益や財を優先して行動する」
「対人関係の中で利益を作り出そうとし、仲介能力で財をなす」

どっかにこたえはあるものです。例えば、対人関係の中で・・・を検索すると、
昨年の算命日記がヒットして(笑)、禄存星司禄星の二連変化が書いてあります。

他所のサイトでもお金を優先するというコメントがありました。
算命学は禄存星司禄星とお金を結び付けていますが、それだけにとらわれないことです。

「無から有を生む能力」この司禄星禄存星からどうしてそんな答えがでてくるのか?
お金にこだわれば錬金術的なことが連想されますが、それはちょっと短絡。

どんな星でも陰陽干は新しい何かを創造する力を持っています。
男と女から子供が生まれるように、同一星の陰陽和合は創造力になります。

と、あちこち寄り道しながら、犯人を捜して行きます。
軽率な行動は、「目の前の今に反応して、思い込むと止まらなくなるから」
宿命から読める犯人の一人です。

でも、まだ足りないですよね。有罪にするにはもう少し証拠が欲しいです。

鷲見さんは昨年、同僚アナとの不倫疑惑を週刊文春に報じられフリーアナに転身しています。
異性に弱い丁丑ってあるんですよね。愛され弱い。直下に癸(偏配偶者)がいて激剋されます。
相手に従ってしまいます。役立とうとする本能が発動します。



丑の中身を下から己→辛→癸と追っていきます。これも二連で考えます。
鳳閣星と禄存星、禄存星と車騎星。その時の状況で相手に喜ばれる選択をする。
特に癸に配偶者、恋人がはいると、相手に合わせたりつくしたりします。異性に弱い干支です。
これが主犯! 犯人逮捕!! 

軽率さは自分自身というよりも、相手の要望につい応えてしまって、
今が良ければいいという天干と連動して、軽率な行動をとってしまう、と解釈してみました。

占「新しいシリーズを始めちゃって(ーー;)
  天剋地冲検証はどうするんですか┐(-。ー;)┌ヤレヤレ 」

占「私も検証してみましょう。
  この人は日支と年支が丑。己(禄存星)→辛(車騎星)→癸(龍高星)と流れます。
  やはり目の前の今にとらわれます。だから、日記の内容がころころかわるのです。
  天剋地冲の検証中なのに、目の前に「どう考えたらいいのシリーズ」が見えちゃうと、
  こっちを優先してしまうのです・・・宿命のせいです(^^)/」

乙「そんないいかげんではない! 明日からちゃんとやろうと思ってたのです。
  いろいろ織り交ぜてやって行きますよ。
  占いで勝手に決めつけないでくださいヽ(`⌒´)ノむっき~」

占「いつも占いで勝手に決めつけているのは、あなたでしょう」

乙「;^ 。^; あ、長くなったからこのへんで、また明日 o(*'∀'*)ノ))」






 






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